謎の隣人

2003年5月20日
お向かいさんが引越して2日経つ。
しかし、玄関にはポリのゴミ箱が置いたまま、ベランダには物干し竿やら洗濯バサミやら布団バサミやらスリッパ、エアコンの室外機がそのままになっているのが階段の踊り場から見える。

「隣、引っ越しみたい」

日曜日、外が少し騒がしいので、玄関の覗き穴から向かいの様子を伺ってみたから『引越し』だとわかったよーなもので、もし二人とも奥の部屋にいたら全く気付かなかったであろう・・・

思えば、とっても不思議な人たちだった。
そもそも引越しの挨拶にも来なかったので、会社帰りにたまたま空家になっていた隣室のベランダに太った女のヒトがいて、初めて誰かが引っ越してきたことに気付いたという・・・
さらに不思議だったのは、洗濯物。
ある日は巨大なブラジャー(Dカップくらい?もっとか??)が一つだけ干してあったり、そうかと思えば白い木綿の靴下がわんさか干してあったり。

これって何かの暗号か合図・・・・・・??
いったい、どんな人たちが住んでるんだろう???

その後。
偶然外出先から戻ってきた時に階段から降りてくるヒトたちとすれ違う。
うちは階段をセンターにして両隣に部屋があるつくりになっているので、必然的に上から降りてきた=隣のヒトということになるのである。
降りてきたのは前にベランダにいた太った女のヒトと彼女よりも年下に見える25、6歳くらいの男女の三人。

このヒトたちってどーいう関係・・・????
若夫婦とその姉?
それとも三人キョーダイ??
でもオトナ3人が住むにはこの住環境ってどうなのかな?
しかし、それ以後隣人を見かけることはなく、ますまず謎は深まるばかり。

そしてまたまたその後。
今度はその3人・・・と若い女のヒトが赤ちゃんをつれていたのを見かけたので、

あ、そーか、あの若い二人が夫婦かぁ!

・・・と、思っていたのですが、ある日の午後、赤ちゃんをお散歩に連れ出す太った女のヒトを見かけて、自分が思い違いをしたことに気付いたわけです。

そーいえば、表札も出てなかったから、お向かいさんなのに、名前も知らなかったな〜〜・・・

ワタシは子供のころは社宅住まいだったので、引越しして来たときも出て行くときも、社宅の全宅にご挨拶してまわるのが当たり前だった。
社宅じゃないにしても、集合住宅に住むならせめて両隣と下の階の住人には挨拶くらいするのが常識だと思っていたんで、当初からお向かいさんに対する印象はあまり良くなかったのではあるが・・・

それにしても、あのブラジャーはなんだったんだろう・・・

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